社長ブログ

被災地支援イベント

  • 2019.5.9

元号が「平成」から「令和」へ変わった。

このGW、特にその前半の「平成」最後の数日間は、この30年間を振り返る総評や特集が、各メディアで取り上げられた。

この場で「平成」の30年間を振り返ることは難しいが、一つ挙げるならばやはり災害の多い時代であったことだろう。関東大震災を契機に創業した弊社は、東日本大震災でも大きな被害を受けた。「令和」でも予想される自然災害に対しては、これからも向き合わねばなるまい。

自然災害という観点で言えば、昨年の1年間はこの「平成」を凝縮した1年となった。相次ぐ自然災害は、我々に多くの悲しみを与えた。そして、その悲しみに暮れまいと、緊急支援物資を被災地へ黙々と届ける物流人の使命。この仕事に携わる者としての矜持をあらためて知った。

全ト協青年部会長として、1年を終えようとしている。先日、この1年間の最後の大きな仕事として、被災地支援イベントを行った。全国の青年部会員の仲間に義援金を募り、その浄財を昨年の7月に起きた西日本を中心とした集中豪雨で被災し、特に大きな被害があった広島、岡山、愛媛の被災三県の方々を勇気づける、元気にするという目的で、約300名の小中学生とその保護者を、プロ野球広島カープの試合観戦(広島マツダスタジアム)に招待した。

(紹介セレモニーの様子)

トラック協会という組織は業界団体であり、慈善事業の団体ではない。対外的な活動を通じて業界のイメージ向上、つまりは国民にトラック、物流という仕事に関心・興味を持ってもらうという位置づけで、青年部会では社会貢献活動を活動の大きな柱の一つにしている。しかしながら、観戦終了後にバスでそれぞれの県へ向かうバスを見送る際に、手を振りながら「本当にありがとうございました!」と笑顔で応えてくれたシーン、青年部会の活動の目的とか云々ではなく、純粋に「この活動ができて良かった」と熱いものがこみ上げてきた。

人は嬉しいと感じるのは、人に助けられたとき、応援されたとき。そしてその逆もしかり。人を助けたとき、応援しているとき。我々が被災者を応援し、被災者は広島カープを応援する。そして笑顔で人は救われる。

この試合、相手はDNAベースターズ。試合は7-4でカープの快勝だった。

(場内アナウンスとオーロラビジョンに、当イベントの紹介の趣旨が紹介された)

帰路は空の便。長きに渡る準備期間を経てのイベントだったため、満足感と達成感に浸っていたところ、自分の一つ後ろの席に試合を終えたばかりのベースターズ監督のラミレスが。敗軍の将には見えない堂々とした姿に勇気付けられた帰路のフライトとなった。

(観戦後、招待したお子さんから送られてきたお礼状他)