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社長ブログ

2016.04.15

営業所巡回の理由

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先日、ある女子社員から「ブログが更新されていませんが・・・」との指摘を受けた。

確かに。まだ一度しか書いてない。ブログとはいうものの、当初は社員の皆さんへのメッセージのつもりで始めたため、月一度くらいのペースでやろうと考えていた。訓辞というものはしょっちゅうするものでもないし・・・

でもブログである以上、もう少し頻度を上げるのも当然か。「本日安全重点日」も月2回設定しているし。

よし、月2回のペースでやってみるとしよう。

ところで新年度に入っての初めての営業所巡回(現場訪問)。当社最大規模の五井営業所の安全衛生会議に参加。計3回に分けて(乗務員の帰庫時間に合わせるので)トータルで約5時間。年度初めの会議ということで、安全方針の確認、今年度の安全目標とその達成のための活動計画など、いつもよりも時間の長い会議となった。会議に出席したドライバーの皆さん、お疲れ様でした。

営業所巡回の理由は様々だ。激励、現場からの情報収集、会社の方向性を直接ドライバーに伝える等。時にはドライバーとぶつかり合うこともある。それだけ現場は真剣なのだ。運送会社は現場があってなんぼである。本社は現場に対して常に感謝の気持ちを忘れてはならない。

しかしながら今回の五井営業所への巡回の最大の理由、それは4月1日付で昇格した高浦新所長のことがあったから。

おそらく民間の大企業や公務員の管理職の人は、新たな職場に赴任してまず始めに行うことは、新任の挨拶だ。もし職場が変わらずとも、昇格して管理職になれば、そこで一緒に働く社員の皆さんに対して改めて挨拶をするだろう。

ところが当社の場合、現場での管理職クラスが新任の挨拶を社員の皆さんの前で行うことが少ない。

同業界でも先進的な会社なら、管理者の転勤・異動を行っているだろうが、当社では希なケース。各営業所でドライバーとして入社し、その後事務所に入りステップアップして営業所長などの管理職になるというケースがほとんど。

つまりは、かつては同僚であったドライバーを、その日を境に管理する立場になるというわけだ。管理職になるということでは覚悟を持って仕事に臨んでもらわなければならないが、やはり照れやとまどいがあるのも人の性。誰でも自らの口で「所長になりました」って言いにくいのも理解できる。

昇格人事を営業所の社員の皆さんが知るのは、本社総務部からの通達文書の掲示。五井営業所も例外でなく、ドライバー全員が目を通す点呼場所に、その文書は掲示してあった。

今回の会議の場で、高浦所長代理が昇格して所長になったこと、その経緯(会社の考え)、そして新所長として(と認めて)しっかり向き合ってもらいたいことを、ドライバーの皆さんに対してお願いをした。

3回に分けた計5時間の会議を終え、自宅に帰宅しようと会議室を出たところ、夜間配送のトレーラーが車庫に戻ってきた。出荷基地で積込みをし、配送に向かおうとしたが、エンジンのかかりが悪く不安になったとのこと。案の定一度エンジンを停止し、再びかけようとしても反応せず。夜間出先で立ち往生を考えると、異常を感じて帰庫したドライバーのナイス判断であった。

結果的にはスターターの不具合で大事ではなかったが、140万km超の走行をしているそのトラクターを切り離し、別のトラクターで配送に向かった。

その一部始終の高浦新所長の采配、見事だった。

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