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社長ブログ

2019.11.05

ラグビーからの学び

9月20日の開幕戦、日本VSロシアから、11月2日の決勝戦、南アフリカVSイングランドまでの44日間、日本列島を興奮の渦に巻き込んだラグビーW杯日本大会が終わった。

ラグビーW杯の出場国は20か国。オリンピックパラリンピックはもちろん、サッカーW杯に比べて出場国は少ない。しかしどのスポーツよりもハードワークという競技の特性上、1試合1試合のインターバルは長く、開催期間も他の国際大会に比べて長期に渡る。期間中、台風の猛威が大会を襲い、予選リーグ3試合の中止という事態もあった。開催が危ぶまれた日本の決勝トーナメント進出を掛けたスコットランド戦は当日の朝に開催が決定し、史上初の決勝トーナメント進出を決めたあの感動的な試合を国民全体が体験できた。

ラグビー界には、「ラグビー憲章」といって、プレーし、指導し、競技規則を作り、適用する際の基本原則を示すものがあり、その中で「5つの言葉(5つの価値)」を伝えている。

【5つの言葉(価値)】

「品位」:品位とはゲームの構造の核を成すものであり、誠実さとフェアプレーによって生み出される。

「情熱」:ラグビーに関わる人々は、ゲームに対する情熱的な熱意を持っている。ラグビーは、興奮を呼び、愛着を誘い、グローバルなラグビーファミリーへの帰属意識を生む。

「結束」:ラグビーは、生涯続く友情、絆、チームワーク、そして文化的、地理的、政治的、宗教的な相違を超えた忠誠心へとつながる一体的な精神をもたらす。

「規律」:規律とはフィールドの内外においてゲームに不可欠なものであり、競技規則、競技に関する規定、そして、ラグビーのコアバリューを順守することによって表現される。

「尊重」:チームメイト、相手、マッチオフィシャル。そしてゲームに参加する人を尊重することは、最も重要である。

日本代表を構成する多国籍メンバー。これもこの5つの価値を象徴しているものだ(「結束」)。そして、試合終了を意味する「ノーサイド」。試合が終われば敵味方なくお互いの健闘をたたえ合う
精神。ラグビーというスポーツの深さをあらためて知る1か月半でもあった。

感動の1か月半ではあったが、日常は止まらず刻々と進む。
10月より、社内のガバナンス、そしてCSRに対する強い意識を全社に浸透すべくコンプライアンス推進室を立ち上げた。一方で、新たな管理職が2名誕生。両名とも若い営業所長だ。それぞれの現場の責任者として、これからも今までと違う壁にぶつかるだろう。志を高く、そして強い信念を持って、自分の前に現れる壁を乗り越えてもらいたい。ラグビー日本代表のように。

10/3栃木営業所安全衛生会議にて(右が薄根新営業所長)10/31潮見営業所安全講習会にて(金子新所長)

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