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社長ブログ

2022.03.08

今やるべきをやる

2月は他の月に比べると短い。この1か月、いろいろなことが世界的にも身の回りでも起こり、ただでさえ短い2月が怒涛のごとく過ぎ去った。

北京五輪閉幕からほぼ時同じくしてロシアのウクライナへの軍事侵攻。平和の祭典からの戦争突入。全世界の人々が同じニュースに触れ、五輪からの感動と勇気、戦争への憤り・悲しみ・無力感。感情が翻弄(ほんろう)された。

2月に入り、オミクロン株による感染拡大はあまりにも急激急増である一方、デルタ株など今までのものより重症化しないことやコロナへの知見も重なり、感染者数に対して世の中は鈍感気味。ただ行政からの指導は、症状がない人もしくは濃厚接触者に対する自宅待機期間は硬直的で、当社でも体も心も元気なのに繁忙期の只中に1週間以上仕事ができない状況もあった。

一方、原油をはじめとした原材料の歴史的な高騰。また東北地区での大雪による厳しい環境下で事故リスクが高い中、必死の毎日を送った現場。海外品は入荷せず、国内品は入荷するにも出荷が計画通り進まずに庫内に滞留する倉庫・港湾現場。こちらも翻弄されている。

社会ニーズの変化、世の中の激しい変化に柔軟に対応することが生き残りに必要、としきりに言われる。不透明不確実な環境では柔軟性・フットワーク、自ら考えて行動することが問題発見に繋がる、ということを常々口にしている。これは言うまでもなく周囲に翻弄されるということではなく主体性に基づいた行動のこと。翻弄とは真逆である。

とは言え、人間は生き物であり、感情は理屈ではない。雑音を排除し泰然自若と自ら言い聞かせられるのも人間、感情に流されやすいのもまた人間。

感情が翻弄され、事業環境も外部要因で翻弄されているが、こういう時は、自らの努力で解決できることと、戦争や原油高騰など自らの努力ではどうすることもできないことをしっかり区別し、今やるべきをやることだ。あとは、心身のバランス維持を心がけること。

心身のバランスを保つ一つに、趣味の追求があろう。自分はメジャーリーグ観戦がその一つだが、メジャー機構と選手会の労使間のもめごとにより、今年はキャンプ開始が遅れ、開幕も遅れるらしい。こんな時こそ楽しみにしているのに。一ファンとしては残念過ぎる。

しかしこんな状況でも、オフのTVバラエティ出演なし、久しく生の姿を(画面越しで)見ていない大谷翔平はおそらく、泰然自若として今やるべきことやっているんだろう、と想像する。

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