高市総理の衆院解散宣言からあっという間に選挙戦も終盤になり、街も街宣車や街頭演説で賑やかになってきた。
地元江東区の話になるが、以前と比べると今回の選挙戦、比較的平穏な気がする。以前とは2024年4月の衆議院東京15区補欠選挙。某党候補者による他の候補者への過度の妨害行為、大音量で罵声や罵りが区内各地で問題となった。選挙後に逮捕され、その後党を離脱。今は鳴りを潜めている。今回はこの時のようなニュースはない。
日本の普通選挙は、今から約100年前の大正末期に制定されたが、その時点での選挙権は男子のみ(25歳以上)。納税額に応じた資格制限が撤廃されたが、まだ女性には選挙権は与えられなかった。戦後の昭和20年12月の選挙法改正で、20歳以上の男女に選挙権が与えられ、それから70年の年月を経て平成28年(2016年)に選挙権が18歳以上に引き下げられた。
当時の総選挙は組織票や金銭での買収が横行し、また演説会場への殴り込みや妨害行為が後を絶たない状況だったようだ。100年経った今では、そのような行為は減ったものの、前回の補選や昨今のネット上での誹謗中傷が見られるという点で、100年前と本質は変わっていない。
また、これだけのデジタル化が浸透した社会において、投票のデジタル化、ネット投票がなぜ実現しないのか、選挙の度に思う。毎回選挙を行う度に、費用が数約億掛かるとかニュースでも取り上げられる。ネット投票にすれば費用削減にも寄与するはずなのに。投票の公平さとか、つまりは自分の意図しない候補者に強制的に投票してしまう可能性があるとか、だから今の投票所には立合い人が必ずいるだとか、通信障害が起きる可能性があるだとか。ネット投票にも解決すべき課題があるのは分かるが、民主主義の根幹である選挙制度のそもそもの投票方法の議論が進まずに100年前と同じというのは、文字通り時代遅れの気がする。デジタル庁あたりで推進してもらいたい。
先日免許更新を行った。恥ずかしながら前回更新直後に違反をしてしまい、免許取得から約30年間、ゴールドの経験なし。運送会社経営者としては恥ずかしいことだと自覚しているが、次回こそはと気持ちを新たにしたところだ。
今回の更新、デジタル庁が推進するマイナンバーカードの免許証(=マイナ免許証)にした。運転免許証がマイナカードとなり、若干の違和感があるものの、住所などの変更や免許更新時の講習をスマホやPCで受講できるので更新手続きが短縮され、ずいぶんと便利になる(視力検査などがあるためすべてがデジタル対応にはならないが)。
一方これだけ一つのものに情報や証明書が集約されると、やはり紛失した時のリスクと手間が大きくなることに注意しなければならない。スマホも同様で、電話などのコミュニケーションツールという基本的な役割がかすむくらい、様々な用途や情報源となっており、失うリスクは高い。
選挙権同様運転免許も18歳から。これから免許を取得する人は、最初からマイナ免許証を選択するのだろうか。免許証の他健康保険証も年金手帳もすべてマイナカードになった。
20歳の誕生日に仲間にたくさん飲まされ、挙句の果てに財布を落とし取得したばかりの免許証も紛失した経験がある。
スマホとマイナカード紛失には気を付けろ。