約50年前、自分の生まれる直前の時期に建てた船橋市の鋼材専用倉庫が、先日リニューアルを終え竣工式を経てオープンした。

1年2か月の工期中は困難を強いられた。倉庫の半分を工事、片側半分は保管・入出庫業務を並行。半分の工事が終わったらもう片側半分を工事、工事終了した半分は保管・入出庫業務、という難易度の高いオペレーションだった。建設会社と当社現場の密の連携がなければ成立しなかった。
また保管能力が半減したことで、周辺の同業者に協力をお願いし、外部倉庫として利用させてもらった。荷主には入庫量の調整や倉庫内レイアウトなど、多くの相談に乗ってもらった。資金面では金融機関にもお世話になった。なによりもこの厳しい環境で大きなトラブルがなかった現場の努力に感謝。多くの関係者の協力と努力、知恵の結晶が形となった50年振りリニューアルした倉庫。安全作業をベースに安定稼働させ、荷主の要求、社会の要請に応えていきたい。
完成したことを母親に話したら、50年前に建造した際の竣工式に出席していたという。びっくりした。父と結婚する直前の頃だったらしい。彼女なりに思いもひとしおのようで、時間を見つけてドライブしながら見に行きたいと言った。
港湾エリアは一般車がドライブするようなエリアではないが、この埠頭にはふなばし三番瀬海浜公園があり、4月中旬から5月末までの潮干狩り時期は一般客で賑わう。まさにこの時期。週末は渋滞必至。
埠頭をつなぐ道は1本しかない中、この50年間で港湾エリアとしての価値が高まり、物流施設が大幅に増えた。船から挙げた貨物を運ぶ事業用トラックと一般のクルマが、この1本しかない道を使うため、特にこの時期の渋滞は頭が痛いところ。
母親には、ドライブは6月以降にしてくれとお願いした。


