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社長ブログ

2016.08.19

呪縛か雪辱か

リオ五輪が終盤を迎えた。

毎年盛り上がりを見せている甲子園よりも、この夏ばかりはリオの方が熱いかな。(甲子園観戦してきた身としては、こちらも相当熱かったですが・・・)

日本勢の健闘が光る。柔道や競泳でのメダルラッシュに始まり、その勢いをレスリングや卓球、バドミントンがしっかり受け継いでいる。同じ日本人の活躍は、競技こそ違えど、個々の選手にとって大きな刺激になるのだろう。

試合後の選手のインタビューにもいろいろ気付かされる。喜びや悔しさを惜しまない人や毅然を保ちつつも気持ちの高揚が垣間見える人。4連覇を逃した吉田沙保里選手の涙は印象的だった。周囲の期待や全日本のキャプテンとしての責任など、背負っていたものの大きさは計り知れない。ただ共通しているのは、応援してくれた人や支えてくれた関係者に対する感謝の言葉を異口同音に並べる。一昔よりもこうした傾向が強くなった気がする。素晴らしいことだ。

さて、私にとって最も楽しみにしているのが、男子サッカーの決勝。ブラジルVSドイツ。地元サッカー大国と前回W杯覇者との大一番である。

ご存じの通り、因縁の対決。前回の2014W杯準決勝でのブラジルの歴史的大敗(1-7)が記憶に新しい。

この試合はライブで見た。
今回の五輪でもオーバーエイジ枠で出場しているエースのネイマールが前の試合での脊椎骨折で欠場していたハンデはあったが、10分足らずの間で5点も取られるという考えられない大失態。観客からはブーイングというよりも叫びに近い声が鳴り響いていた。

歯車が狂うとはまさにこのこと。狂った歯車はすぐには直らず、3位決定戦も完敗。自国開催の2014W杯は国民にとって苦い記憶として刻まれた。一方のドイツはその勢いのまま、決勝のアルゼンチン戦にも延長戦を制して優勝した。

ブラジル国民にとって、五輪決勝でのこの対決はどう捉えるのだろうか? W杯の呪縛と考えるか、絶好の雪辱の場として捉えるか。 選手個々の心境は? ネイマールは何を思う?

リオ五輪のクライマックスに相応しい、最高の舞台が整った。

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