3年振りの富岡八幡宮例大祭が8月16日に開催。「深川祭」「水かけ祭り」として知られる400年近くの歴史を持つ江戸三大祭りの一つ。地元に根を張り仕事をしている当社は、本社を置く深川の氏神様でもある富岡八幡宮のこの大イベントに毎回参加している。

個人的には、前回の3年前は腰を痛めていて、祭りに参加はしたものの袴を羽織って神輿を先導する役回りであった。この役回りは地元のベテラン名士が務めるものであり、若造の小生が担うのはおこがましくまた小恥ずかしく、楽しい祭りの一日が苦い思い出として記憶に残っていた。ちなみにさらに3年前はコロナ渦真っ盛りで祭り自体が中止。ということで神輿を担ぐのは9年振り。身体を万全に整え、盆休み最後の余暇をこの祭りに全力で注いだ。
過去にもあったが、この日は天候が曇り、午後になって雨が降り出した。30℃以上の晴天の中では、掛けられる水が気持ちよく、法被もすぐに乾くのだが、雨が降ると真夏とはいえ寒く、掛けられる水が冷たく感じる。
神輿の担ぎ手は順次入れ替わっていくのだが、こういう寒い日は後方を歩いているよりも神輿を担いでいる方が身体を動かしているし熱気もあるので、雨に打たれても水を掛けられても気持ちよく、さらに気合が入る。20代や30代前半の頃は、体力気力も有り余っていたので、1日において神輿を担ぐ時間は相当なものだったが、そのために終わった後は疲れがどっときて翌日はしんどかった。それを経験してきたので、今となってはあまり無理せず身体が冷えてきたら神輿に潜ることを繰り返し、身体と相談しながら楽しく担ぐことができた。

直前のアド街ック天国(テレビ東京系、土曜日21時)など、開催当日までに多くのメディアでこの例大祭が取り上げられていたためか、天候はいまいちながら、多くの観光客が集まっていた。
富岡八幡宮は、来年の2027年に御鎮座400年の節目の年を迎える。日本一と称される「一宮神輿」の渡御(とぎょ:神社のお祭りで神様の御霊をのせた神輿を、氏子地域を練り歩くこと)をはじめ、記念行事が予定されている。
利便性から人口が増え、マンションが立ち並び、運送事業・倉庫事業を継続しずらくなってきた深川の街。当社の前の道は小学校の通学路であり、トラックの搬入時間と通学時間が重なることもある。本社ビルにはスポーツクラブのテナントもあり、地域の方々の出入りも多い。
地域社会との共生も大きな経営課題である中、仕事を忘れて地域の一大行事にすがすがしい思いで参加した。
