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社長ブログ

2022.10.06

元気に、そして感謝を忘れず

先月は著名な方の訃報が続いた。アントニオ猪木と三遊亭円楽。カテゴリーは違うが、共に昭和から茶の間を沸かせた人気者。円楽師匠は江東区に住まいがあり、以前住んでいた所から目と鼻の先だった。笑点も昔から好きで、楽太郎時代から良い味を出していた。大喜利ではお題がでるといち早く手を挙げ、とんちの効いた答えや、社会を風刺するようなピリっとした名答も多かったと思う。近年ではあの不倫会見を笑いの場に変えたのが印象に残る。ちょっと前に復帰会見をしたばかりでの今回の訃報に驚きを隠せなかった。

猪木さんとの縁は特にないが、名言「元気があれば何でもできる」が好きだ。とてもシンプルだがどの世界にも通じる法則みたいな普遍性を感じる。仕事で行き詰ったり壁にぶつかったりしたときに思い出したい言葉だ。

その猪木さんは、自らの闘病生活を自らのSNSで公にしていた。「生きざま」というか「死にざま」を、恥じることもなく堂々と我々に示した。元気な頃のイメージとはかけ離れていたが、魂は朽ちてない、むしろ輝きを増してるのではとさえ思った。レスラー時代の数々の死闘、異種格闘技の前身となったモハメド=アリとのチャレンジングな闘い、政治家時代、単身北朝鮮に乗り込むこと30回以上。「元気があれば何でもできる」を様々なステージで体現してきた。あらためてお二人にご冥福をお祈りします。

世論を二分した国葬賛否論争は、その後も落ち着きを見せず、臨時国会でも引き続き議論される。警備の抜け穴という警察の不作為もその原因と言われた安倍元総理の死。汚名返上すべく威信をかけた国葬での警備。多くの海外要人の弔問に、国葬反対派のデモ暴徒化の恐れ。反対派と賛成派の小競り合いはあったものの、大きな問題は生じず安堵した。

一方、同時期に全国的に展開された秋の交通安全運動。当然ながら全国の警察官は交通安全を啓蒙するイベントや街頭での指導、そして取締りの強化など、平時以上に精力的に活動する。国葬警備に交通安全運動と、全国の警察にとって9月下旬は息つく暇もない日々だったろう。どちらかと言えば市民から怖がられたり警戒されがちな警察の方々も人の子。ねぎらいの言葉のひとつふたつを伝えたいと思う。

亡くなった人へのご冥福や、懸命に国家のために働く警察へのねぎらい。用いる場面や表現の仕方は異なるが、要は「ありがとう、感謝しているよ」ということ。

急に秋めいてきた。冷房から暖房への間が短くなりエアコンも一年フル稼働だ。車両も倉庫もそうであればよいのだが。

健康第一に、今年残り3か月を元気に、そしてまわりに感謝を忘れずに過ごしていきたい。

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