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社長ブログ

2017.07.01

専務退任

6月30日。月末金曜大安。恒例の管理職全体会議、そして賞与授与式を開催した。

年2回、賞与授与のタイミングで全国の管理職が本社に一同に集まり、営業収支の確認、各部署からの伝達事項の共有、会社の方向性・ビジョンを共有する。議論をしたり意志決定をしたりする場ではなく、情報共有が主な目的。荷主業界や我が物流業界の動向など、経営環境を確認する場でもある。

会議の後は、賞与授与式というイベントがある。全管理職と本社社員が大会議室に集まり、社長訓辞後に賞与を受け取る儀式だ。各拠点の営業所長は営業所の代表として、所属する営業所員の分をまとめて受け取る。

儀式と言うと厳粛な雰囲気を想像してしまうが、本来、賞与支給というのは経営者にとっても社員にとってもお互いに嬉しい日だ。会社の業績や個人の評価により支給額は左右されるのは常であるが、経営者として、社員に堂々と賞与を支払えるための不断の努力を、自らに誓う場にもなる。

今回、このタイミングで社員全体に伝える話があった。専務の退任である。

叔父でもある専務は、大学卒業後44年間に渡り、結城運輸倉庫、特に最も歴史の古い港湾事業の屋台骨を支えてきた。亡き先代社長との間では、昨年に退任するとの話を進めていたが、その先代のこともあり、1年間延長してもらっていた。

今後は非常勤の顧問という立場になるが、会社の創業100周年に向け、社史を振り返るに必要な経験や社内資料の整理に務めていただく予定。会社の「永続性」を最も理解している生き字引に対して、不躾ながら力不足の私を陰から支える役割もお願いした。

先代社長を含め、この5年間で会社を支えてきた重鎮の多くが会社を去った。専務の退任をねぎらう宴で美酒に浸りつつ、会社が新たなステージに入ったことを強烈に自覚した。

blog20170703_1 全管理職と本社社員、専務を囲んで。
blog20170703_2 人形町「魚久」にて慰労会。

 

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