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社長ブログ

2017.08.15

わっしょい深川

今年は地元深川の3年に1度の本祭り。伝統の町深川を象徴するビッグイベントであり、この地で商売をさせて頂いている当社としても、地域社会との関わり、地域社会への貢献という目的で毎回参加させてもらっている。

知らない方もいると思うので、少々この祭りのご紹介。

深川八幡祭りは、江戸三大祭りの一つ。別名「水かけ祭り」と呼ばれ、御輿(みこし)を担ぐ我々に対して、バケツや消火栓でやたら水をかける。かけられた方は、一層気合いが入るというわけだ。毎年お盆時期の日曜日に開催だが、希に雨が降る。その時は寒さで凍えることも。

blog20170815_1(約30万人の観客が押し寄せる本祭り)

近年、祭り自体は毎年開催しているが、本祭りである「例大祭」は3年に1度。深川周辺の町会毎の50基以上の御輿が富岡八幡宮に集結、深川地区と、隅田川を挟んで対峙する中央区箱崎・新川地区併せて約8kmの行程を歩く。隅田川に架かる二つの橋、清洲橋と永代橋を渡る際には「差し切り」といって、御輿を高く頭上に差し上げる。担ぎ手と観客が最も興奮する瞬間だ。富岡八幡宮に戻って御礼した後は、それぞれの町会に散っていく。町会の立地にもよるが、全行程10km程となる。

blog20170815_2(祭り男、王子営業所寺岡所長)

御輿の重い軽いを秤にかけることはタブーとされるため、実際の重さは知るよしもないが、担ぎ棒や水で濡れて重くなることを考慮すると、1トンほどになると言われている。これを約40人の担ぎ手が入れ替わって「わっしょい、わっしょい」と運ぶ。担ぎ手のほとんどは私も含め素人同然。
早朝から夕刻までほぼ丸一日のイベント。以前よりも疲労感を実感する。自分の身体の衰えを知る機会になってしまうことが悔しいが、終わった後の爽快感、充実感は何ものにも代えがたい。不躾ながらも、参加した社員7名とともに会社入り口の駐車場でささやかな祝杯を挙げた。

blog20170815_3(年々疲労度が大きくなっている…)

参加した様々な人達と協力し合って、目的地まで向けて困難な道のりを共に歩む。そして喜びを共に分かち合う。一人では到底成し得ないが、皆と力を合わせ支え合うことで、想像できない力を発揮する。今回で4回目の参加であったが、社業を継いでからは初めて。立場が変わると気付き、発見も変わるものだ。
初めての発見がもう一つ。空撮用のドローンが静かに空を飛び回っていた。

blog20170815_4(チーム結城で記念撮影)

 

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