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社長ブログ

2019.12.06

仕事は予想のゲーム

「仕事(ビジネス)は予測のゲーム」と例える人の話を聞いたが、全くその通りだ。

現時点からの1年後、3年後、10年後、自分または自分の所属する組織がどうなっているかを予想し、その理由を明確にする。そして実際に1年後、3年後、10年後を迎えた時に、予想したものと比べて現実はどうなっているのか。ゲームでは、一致していれば勝ち、一致していなければ負け。しかしビジネスは一度限りのゲームではないので、その差を反省・検証し、なぜ予測と現実が違ったのか、次の予想に生かしていくことが成長の原動力となる。

当然のことながら、過去に予測したものと現実の一致が目指すところである。そのためにはまず「予測」の精度が大事。考えに考えぬき、想定外を極力排除した予測をし、それをベースに行動していくのがビジネスの基本である。「ゲーム」というひびきは、ビジネスには遊び心も肝要であると訴えているようで、共感する。

もう少し掘り下げると、仕事(ビジネス)には貢献・奉仕の精神と同時に、自己実現の側面も大事だ。受け身ではなく主体性がなければ、いい成果物は生まれない。
その視点で言えば、どうなっているかの「予測」というより、どうなっていたいかという「理想」を求めていくことが、仕事(ビジネス)にはより重要であると思う。自己実現のためには主体的に「なりたい自分」を設定し、それを追い求めなければならない。

群馬営業所にて(令和元年11月22日撮影)

理想の姿、なりたい姿を「ビジョン」といい、想を追いかけ信を貫くことを「理念」という。簡単に例えると、「ビジョン」はゴール、「理念」はゴールへ続く道。与えられた道をどのように走ってゴールを目指すか、それをビジネスでは「戦略」と呼ぶ。

会社の使命は、経営理念に従い、明確なビジョンに向かって戦略を立て実践していくこと。

少々固い話になってしまったが、冒頭のように「予測のゲーム」という意味では、今年はいろいろと当初の予想と現状の差が出た1年だった。反省すべきことの多い1年であったが、当初の予想と現状の一致を目指すべきという根本的な考え方は変えないものの、差が出たことをしっかりと受け入れることが大事。その差がなぜ出たかをしっかり反省・検証し、それを次の予想に生かしてく。これが成長モデルである。
会社も個人も、成長モデルは同じだ。一人一人が自分の未来の「予想」「理想」を立てることから、仕事は始まる。

今回の熊手。「安全・コンプライアンス」に込めた思いをしっかり社内で共有する。

 

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